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雪印メグミルクのお料理レシピ
ホーム 本日のレシピ レシピランキング レシピ投稿 2010年9月11日 土曜日

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味な生活
─No. 59─
ジャガイモはえらい。

 トマトが目立ちたがり屋の都会っ子なら、土の香りのする人の好い働き者。今回の主役はジャガイモです。

 そもそも生まれは南米ですが、日本には慶長3年(1598年)に南方のジャカルタから渡ってきました。ジャカルタから来たのでジャガタラいも、これが詰まってジャガイモとなったとか。フランス語ではポム・ド・テール(大地のりんご)と、なかなかお洒落な名前で呼ばれています。

 ヨーロッパでも日本でも、はじめは珍しい植物として鑑賞用でしたが、寒冷地でも短期間にたくさん収穫できることから食用として次第に広まり、飢饉や戦争のたびに飢えに苦しむ多くの人々を救いました。偉大な功績の持ち主なのです。

 品種としては丸みがかってごろんとした男爵と、すらりと面長なメイクィーンが代表格。明治の末に函館の川田男爵が広めた男爵イモはホクホクとでんぷん質に富み、粉ふき芋やマッシュポテトに最適です。メイクィーンは肉質がしまって煮くずれしにくいので、シチューなどの煮物料理にうってつけです。

 ジャガイモの主成分はでんぷん質ですが、ビタミンCも豊富で、他の野菜に比べると加熱してもビタミンCがあまり損なわれません。

 さて、いろんな料理に出番の多いジャガイモですが、フランスではアルプスに近いドフィネ地方のグラタンが有名です。4ミリ程にスライスしたジャガイモを、バターを塗り、ニンニクをすりつけた平たい土鍋に並べます。ジャガイモが浸るまで牛乳と生クリームを加えて塩こしょうし、バターの塊を散らします。オーブンできれいな焼き色になるまで焼けば出来上がり。素朴でおいしいグラタンです。

Written by S . Ishiwata
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