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フランスでは一人一年間に248個。日本では329個もお腹の中に入れているもの。
何だか分かりますか? 答えは卵。洋の東西を問わず庶民の台所から高級レストランのメニューまで、卵ほど幅広く利用されている食品も他にないでしょう。
栄養的にも必須アミノ酸をバランス良く含んだ良質のタンパク質やミネラル分が豊富で、値段も物価の優等生といわれるほど手頃です。
殻は粉末にしてカルシウム食品に、卵殻膜は医薬品や化粧品にも利用されているとか。まさに無駄ひとつない食品といえますね。
さて実際に使う時に知っておきたいのは、鮮度の見分け方です。新鮮な卵は割ったときに横から見ると、卵黄のまわりの濃厚卵白が6~7mm盛り上がっていますが、鮮度が落ちたものは卵白が水っぽくだらんと広がってしまいます。
また、割る前に水に入れてみて底に沈めばOK。古いものほど水分が蒸発して空気が溜まるので上に浮いてきます。 保存する時はとがったほうを下にすると、卵黄が安定して持ちが良くなります。
さて、卵を使った料理にもいろいろありますが、手軽でおいしく、しかも変化が楽しめるものといえばオムレツ。あるアメリカの婦人は、オムレツばかり300ものメニューをのせた本を出していますが、その中で残り物をおいしく利用するのにオムレツに勝るものはない、と言っています。
ハム、ほうれん草、小エビ、しいたけ、りんご、チーズなどなど、どんな材料と合わせても鮮度の良い卵と香り高いバターさえあれば、おいしいオムレツの出来上がりです。卵はときすぎず、バターは焦がさず。 フライパンの中でバターが色づく瞬間に卵を流し込むのがコツだそうです。
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