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最近ナチュラルチーズのファンが増えています。ナチュラルチーズは、ブレンドや加熱をしていない、その名のとおりナチュラルなチーズ。本場ヨーロッパではチーズといえばこのタイプです。
豆腐のように軟らかくてフレッシュなカッテージ、穏やかな旨みのゴーダ、ピリッとした刺激がクセになる青カビチーズのブルーなど、味もかたちも個性派揃いですが、中でも日本で人気が高いのは白カビタイプでソフトなカマンベールです。そのエレガントな(?)色と形。口の中でとろけるようなまろやかさ。そんなところが女性の心を揺さぶるのでしょうか。
カマンベールは今から二百年程前、フランス北部はノルマンディ地方のカマンベール村で初めて作られました。当地にはこのチーズの生みの親ともいわれている、農家のおかみさんの銅像までたっているそうです。
当時の記録によると、彼女の亭主が時の皇帝ナポレオン三世にカマンベールを献上し、いたく喜ばれたとか。今では「食卓の上の小さなフランス」とも呼ばれ、世界中にその名を知られる出世振りです。
さて、このチーズはそのままつまんだり、パンにのせて食べるのが一般的ですが、そのまろやかな味わいをもっと生かさない手はありません。
例えばひとくち大にカットしたカマンベールに、小麦粉、とき卵、パン粉をまぶして油で揚げれば、クリーミィなカマンベールコロッケ。また、いつものカレーにのせるだけでカマンベールカレーの出来上がりです。
チーズはちょっと、と食べず嫌いの方もまずはカマンベールを手始めに、個性豊かなチーズの世界を楽しんでみませんか。
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